日本のネットユーザーの約54%が新聞を毎日読む。

2014.08.20 広報室_管理者
日本のネットユーザーの約54%が新聞を毎日読んでいる。
この割合は49ヵ国(地域)で2番目に高い。

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦)は、消費者のモバイル・タブレットなどのデジタル機器やデジタル関連サービスの消費・利用動向を調べ、そのデータや分析レポートを企業に提供しています。

今年の3月から6月にかけて、少なくとも週に一回はインターネットにアクセスする人をネットユーザーと定義し、日本を含む49ヵ国(地域)で実施した調査(名称:『CONNECTED LIFE調査』)によると、日本のネットユーザーで「(紙の)新聞」を毎日読むと回答した人の割合は53.5%でした。また、この割合は、49ヵ国(地域)でインドに次いで2番目に高い数値でした。

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■ 毎日読むで、新聞が53.5%、オンラインニュース、スポーツ又は天気が56.5%
まず、日本のネットユーザー約1,000人に対し、彼らがメディアを利用する頻度について聞きました。すると、「新聞」を毎日読むと回答した人の割合が53.5%、「オンラインニュース、スポーツ又は天気」を毎日読む(見る)と回答した人の割合が56.5%となりました。

(図は全文PDFでご確認ください)

また、それぞれについて年齢別に割合を見ると、45-54歳、55-65歳のそれぞれ60%を超える人々が「新聞」も「オンラインニュース、スポーツ又は天気」も毎日読む(見る)と回答していました。

(図は全文PDFでご確認ください)

44歳以下では、「オンラインニュース、スポーツ又は天気」を毎日読む(見る)人の割合が「新聞」を読む人の割合を上回りました。

■ 新聞を毎日読む人の割合で、日本は49ヵ国(地域)中2番目に高い
次に、49ヵ国(地域)のネットユーザーで「新聞」を毎日読むと回答した人の割合が高い順に並べ、以下のような表にしました。

(図は全文PDFでご確認ください)

最も割合が高かったのはインドの58.4%、次が日本(53.5%)、その次がシンガポール(52.3%)という結果になりました。49ヵ国(地域)の平均は、35.2%でした。

■ まとめ
ネットユーザーという前提はあるものの、諸外国に比べると「(紙の)新聞」を毎日読む日本人の割合は高い方だといえます。

■ 調査概要
・調査名称:『CONNECTED LIFE』
・調査時期:2014年3月から6月
・調査方法:主にインターネット調査(日本含む)。国により対面などオフラインでの調査
・調査対象:16歳から65歳の少なくとも週に一回はインターネットにアクセスする人
・対象者数:49ヵ国(地域)でn=55,000(調整を実施)。日本は996人
・調査国:日本、韓国、中国、香港、台湾、タイ、インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、トルコ、アラブ首長国連邦、イスラエル、サウジアラビア、エジプト、ガーナ、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、イギリス、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、スウェーデン、スイス、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、カナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア
・調査実施会社:テイラーネルソン・ソフレス(TNS)社。日本はカンター・ジャパンが実施

※TNS社はカンター・ジャパンのグループ会社です。
※『CONNECTED LIFE』調査のデータやレポートは、企業のマーケティング部・調査部などを対象に販売しています。
※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。

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