2019.06.20

東京開催のWPLサミットにて、 WPL/KantarのG7諸国の女性リーダーに対する世論調査「レイキャビク・インデックス・フォー・リーダーシップ」を発表

THE REYKJAVIK INDEX

世界約80カ国、350人の 世界各国の女性政治家が一堂に会し、国際的な課題などについて意見交換する「女性政治指導者(WPLサミット」は、6月25-27日に日本で開催されます。同サミットの開催はアジア初で、超党派でつくるサミット実行委員会委員長の土屋品子衆院議員(自民党)は、「(日本での開催は、)女性のリーダーシップ向上に向けた日本への力強いメッセージになる」と強調しています。

※参照:産経新聞 https://www.sankei.com/politics/news/190424/plt1904240019-n1.html

KantarのPublic Div. Global CEO, Michelle Harrison は、WPL(Women Political Leader)との共同調査「レイキャビク・インデックス・フォー・リーダーシップ」について、同サミットで発表いたしました。

「レイキャビク・リーダーシップ指数」とは

G7諸国(先進7か国の1万人)を対象にした女性リーダーに対する世論調査を100点満点で評価するレイキャビク・リーダーシップ指数は、組織トップや組織内で権限を持つポジションに対して、個人の適性の観点から、どの程度「男性と女性が等しくふさわしい」と思われているか、を測定します。 同指数の100とは、社会の全ての産業・分野のリーダーにおいて、「男性と女性が等しく適している」と評価されている、ことを意味し、世界全体のスコアが標準的に100になることが目標となります。

G7諸国のレイキャビク・リーダーシップ指数

G7諸国の中でもスコアの低い日本。2019年2月にスイス・ダボスで行われた世界経済フォーラムでは、男女ともに女性リーダーに対する抵抗感を示すという興味深い本調査の結果が、ジャパンタイムズで取り上げられています。

参照:Japan Times https://www.japantimes.co.jp/news/2019/02/01/national/social-issues/davos-continued-push-gender-equality-global-leadership-positions/?fbclid=IwAR0qEcNrwO0QikSwhdfxhCxo8eWjmucT7fHSRo-2VzLo95dQe3H0nlvZnKA#.XQnS0xb7QkL

本記事では、同サミットで発表されるレポートの一部をご紹介いたします。

G7諸国のレイキャビク指数

G7諸国のレイキャビク・リーダーシップ指数 
  • G7諸国の平均「 レイキャビク・リーダーシップ指数 」は66で、主に2つのグループに分けることができます。ひとつは、比較的スコアの高い4ヵ国で構成され、UK(72)を筆頭に、フランス・カナダ(両国ともに71)、アメリカ(70)が含まれます。もうひとつは、スコアが低い3ヵ国でイタリア(57)、ドイツ(59)、日本(61)です。
  • G7諸国全体で見ると、女性が回答したレイキャビク指数(67)の方が、男性(61)よりも高い結果となりました。つまり女性の方が、より「男女とも等しくリーダーに適している」と見ていることを意味します。これはG7諸国の平均の話ではなく、各国全てに当てはまる傾向です。
  • また、調査対象となった全20のセクター(分野)においても、男性よりも女性の回答した指数の方が高くなりました。つまり、全ての専門・経済分野において、男性よりも女性の方が、「男女同等にリーダーシップに適している」と見なす傾向にあることを意味します。言い換えれば、男性の方が、指導者の性別によって、リーダーシップへの適合性の判断をする可能性が高いことになります。
  • 男女の見解に最も差がないのは英国で、一番差があるのがドイツ、その次にアメリカが続きます。

G7諸国のセクター別レイキャビク指数

G7諸国のセクター(分野)別レイキャビク指数
  • G7諸国全体で見ると、レイキャビク指数が最も高い結果となったセクター(分野)は、「メディア&エンターテイメント部門(80)」です。つまり、「リーダーシップに対する適合性が男女共に等しくふさわしい」という認識が最も高い分野となりました。
  • この指数は、自然科学、製薬・医療研究、政治・経済学、司法、政治・行政、銀行・金融の分野においても、75以上の高いスコアとなっています。
  • 固定概念からきているのか、最も顕著に変化しなかった3つのセクター(分野)は、保育(レイキャビク指数=44)、ファッション・美容(46)、および防衛・警察(51)でした。

日本のレイキャビク指数

日本のレイキャビク・リーダーシップ指数とG7諸国平均との比較
  • 日本のレイキャビク指数の結果(61)は、G7諸国の中で5番目の順位で、4位の国(米国、70)よりも9ポイント低いスコアです。
  • また日本の「ベーススコア」 は、G7諸国の中で5位となっています。
  • 「男女間の見解の相違」のレベルは、G7で2番目に低いのですが、「セクター間の差異」は(ドイツとイタリアと同等に)最も大きい結果となりました。

「レイキャビク・リーダーシップ指数に関する調査」 レポートダウンロードはこちら

この調査について

※本調査データは、G7諸国の男女を対象とした「レイキャビク・リーダーシップ指数に関する調査」の一環として、各諸国の就労者(18-64歳)に対して、2018年9月/10月にカンターが実施した調査をもとに作成されています。

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