アップルiPhoneは日本で堅調、66.2%のシェアを占める。

2013.01.23 広報室_管理者
アップルiPhoneは日本で堅調、66.2%のシェアを占める
– スマートフォン販売シェアでAndroidの機種(31.9%)を上回る –

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、最高執行責任者:大竹秀彦)は、携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査(名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック(略:コムテック調査)」)を10,000人/月の協力を得て実施しています。今回、2012年10月から12月にかけて実施した調査の中で、スマートフォンの販売シェアではiOS(アイオーエス)の機種、すなわちiPhoneが66.2%を占めていることがわかりました。
また、同じ調査を行っているアメリカやヨーロッパなどと比較しても、日本のiPhoneのシェアは最も高くなっています。
以下では、スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)別販売シェアに関し、日本、アメリカ、中国(都市部)、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペインの調査結果についてお知らせします。
※全文のPDF(215KB)はこちらからダウンロードすることができます。
■ 日本で66.2%を占めるiPhoneのシェア
日本の消費者に対し、新規契約又は機種変更を行ったスマートフォンの機種について質問したところ、iOS(アイオーエス)の機種、すなわちiPhoneが66.2%、Androidの機種が31.9%という結果になりました。
(図表は省略。PDFでご確認ください)
■ iPhoneシェアは日本が最大
諸外国と日本のiOS(アイオーエス)の機種、すなわちiPhoneのシェアを比較してみると、日本の66.2%という数値が圧倒的に高いことがわかります。
(図表は省略。PDFでご確認ください)
また、日本と同様に、アメリカでもiOS(アイオーエス)、すなわちiPhoneのシェアが51.2%でAndroidの44.2%を上回っている状況です。
一方、中国(都市部)やヨーロッパ(イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)では、Androidの機種のシェアが高くなっています。
■ まとめ
最近、アップル社iPhone5の販売不振を示唆するような報道が見られました。その真偽についてはわかりませんが、少なくとも今回我々が実施した調査からは、日本の消費者に最も選ばれているスマートフォンはiPhoneであるということが言えそうです。
アップル社の決算発表は、日本時間の明日24日に予定されています。昨年後半に市場に投入されたiPad(アイパッド)、iPad mini(アイパッド・ミニ)、そしてiPhone5が、アップル社の業績にどのような影響を与えたのかが注目されるところです。
■ 調査概要
カンター・ジャパンは、12ヵ国の携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向を把握し、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するカンター・ワールドパネル社です。今回公表するのは、8ヵ国の調査結果になります。
・調査名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック調査」
・調査時期:2012年10月から12月
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)
・対象者数:10,000人/月(日本)
・調査国:日本、中国(都市部)、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン
※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。
※カンター・ワールドパネル社(本社:イギリス・ロンドン)が、この調査に関するニュースリリース(英語)を昨日付で発表しています。本文では主にヨーロッパやアメリカでの調査結果について触れています。
http://www.kantarworldpanel.com/Global/News/Windows-sees-strong-European-growth
■ カンター・ジャパン会社概要
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。13の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。
・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・最高執行責任者(COO):大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:https://kantar.jp/wordpress
※全文のPDF(215KB)はこちらからダウンロードすることができます。
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