カンター・ジャパン 「新型コロナウイルス(COVID-19)バロメーター調査」:初回の国内調査データを無料提供開始

2020.04.10 広報室
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに直面している消費者がどのように感じ、行動しているかについて、私たちのクライアントである企業やブランドがより深く理解できるよう、カンターは世界60か国以上の人々を対象に、 「新型コロナウイルス(COVID-19)バロメーター調査」 を開始いたしました。

また、感染状況も国ごとの対応も急速に変化するため、本調査のモニタリングを2週間ごとに続けます。企業やブランドが、消費者の行動や態度の変化をすばやく理解し、適切な対応を行うためのバロメーターとなり得るデータを提供していきますので、詳しくはカンター・ジャパンまでお問合せください。

本記事では、3月14日~19日に実施したwave 1のデータを基に、先行きが見えない、不確実性が高まっている危機の時代におけるブランディングのポイントをご紹介いたします。

Tips 1 信頼を得る

調査結果によると、真っ先に従業員のケアを選択した企業やブランドに対して、消費者が期待していることが分かっています。どんな対応なのかについては、従業員の健康管理に気をかけること(78%)、柔軟な働き方を実践すること(62%)という結果でした。消費者とブランドの信頼関係は、こういったブランドの従業員に対する対応を外に示してくれることでも高まります。

さらに、今回の新型コロナウィルス感染を止めるために最前線で活動している医療関係や自治体・政府関連機関をサポートしているブランドにも、消費者は期待を持ち、信頼と親近感を感じるようになっています。

Tips 2 広告は継続するべきである

広告に関しては、自粛はお勧めできません。消費者とのコミュニケーションは引き続きとっていくことが重要となります。コミュニケーションをいったん断ち切ってしまうと、そのブランドが持つブランドパワーは圧倒的に低くなること、そしてウイルス感染終息後のビジネスの回復が遅れる可能性につながるからです。

調査データにおいても、広告の掲載を辞めるべきだと企業やブランドに対して感じている消費者は8%ほどで、ほとんどいません。多くのブランドがコスト削減を検討しているかもしれませんが、当社の推定では、「テレビ広告を半年やめると、ブランドコミュニケーション全体の認識は39%減少し、パンデミック後のビジネスの回復も遅れる」とみています。

広告を自粛してはならない理由は、データにも表れています。大多数の消費者は、ブランド広告が以下のような、社会に積極的な貢献をするという期待をしているからです。貢献の仕方はそれぞれですが、消費者に寄り添うメッセージでもいいし、消費者の今の生活の課題を解決できるものであれば積極的な提案をすることも良いはずです。

  • 「そのブランドが新しい日常生活にどのように役立つかについて伝えてほしい」:77%
  • 「状況に立ち向かうためのブランドの努力を表明してほしい」:75%
  • 「消費者に、ブランドが安心感を与えてほしい」:70%

但し、パンデミックが続くなかで広告をうつ際、注意すべき点があります。

  • 「コロナウイルスの状況を悪用してブランドを宣伝しないでほしい」:75%
  • 「滑稽な口調は避けるべきである」:40%

調査概要:

「新型コロナウイルス(COVID-19)バロメーター調査」※4月末まで隔週で実施、その後は一部の国で続行

Wave 1

  • 調査実施期間:2020年3月14日~19日(国によって期間は多少ずれあり)
  • 調査実施国(日本を含まない34か国):アルゼンチン・ベルギー・ブラジル・カナダ・チリ・中国・コロンビア・クロアチア・チェコ・エクアドル・フランス・ドイツ・ギリシャ・グアテマラ・ハンガリー・イスラエル・イタリア・メキシコ・オランダ・ナイジェリア・ペルー・ポーランド・アイルランド・ルーマニア・サウジアラビア・スロバキア・南アフリカ・韓国・スペイン・トルコ・アラブ首長国連邦・イギリス・ウクライナ・アメリカ

Wave 2

  • 調査実施期間:2020年3月27日~30日(国によって期間は多少ずれあり)
  • 調査実施国(日本を含む48か国) :オーストラリア・ベルギー・ブラジル・ブルガリア・カナダ・中国・チェコ・デンマーク・エジプト・フィンランド・フランス・ドイツ・ギリシャ・ハンガリー・インドネシア・イスラエル・イタリア・日本・カザフスタン・ケニア・マレーシア・モーリシャス・オランダ・ナイジェリア・ノルウェー・フィリピン・ポーランド・ポルトガル・レユニオン島・アイルランド・ルーマニア・ロシア・サウジアラビア・セルビア・シンガポール・スロバキア・南アフリカ・韓国・スペイン・スウェーデン・スイス・タイ・トルコ・アラブ首長国連邦・イギリス・ウクライナ・アメリカ・ベトナム

Wave3

  • 調査実施期間:2020年4月10日~13日(国によって期間は多少ずれあり)
  • 調査実施国(日本を含む 54 か国) :アルジェリア・アルゼンチン・オーストラリア・オーストリア・ベルギー・ブラジル・ブルガリア・カナダ・チリ・中国・コロンビア・クロアチア・チェコ・エクアドル・エジプト・フランス・ドイツ・ギリシャ・グアテマラ・ハンガリー・インド・インドネシア・アイルランド・イスラエル・イタリア・日本・カザフスタン・ケニア・マレーシア・メキシコ・モロッコ・オランダ・ナイジェリア・パキスタン・ペルー・フィリピン・ポーランド・ポルトガル・ルーマニア・ロシア・サウジアラビア・セルビア・シンガポール・スロバキア・南アフリカ・韓国・スペイン・スイス・タイ・アラブ首長国連邦・イギリス・ウクライナ・アメリカ・ベトナム

Wave4

  • 調査実施期間(国によって期間は多少ずれあり):2020年4月24日~29日
  • 調査実施国(日本を含む 55か国) :アルジェリア・オーストラリア・オーストリア・ベルギー・ブラジル・ブルガリア・カナダ・チリ・中国・コロンビア・クロアチア・チェコ・デンマーク・エジプト・フィンランド・フランス・ドイツ・ハンガリー・インド・インドネシア・アイルランド・イスラエル・イタリア・日本・カザフスタン・ケニア・マレーシア・メキシコ・モロッコ・オランダ・ナイジェリア・ノルウェー・ペルー・フィリピン・ポーランド・ポルトガル・ルーマニア・ロシア・サウジアラビア・セルビア・シンガポール・スロバキア・南アフリカ・韓国・スペイン・スウェーデン・スイス・タイ・トルコ・アラブ首長国連邦・イギリス・ウクライナ・アメリカ・ベトナム

調査内容

  • 人々はいま何を考え、どう行動しているのか
  • メディアおよびソーシャルチャネルの消費の変化
  • 人々が最も信頼しているメディアとは
  • 人々の購買行動の変化
  • この危機にブランドがどのように対応すべきか、消費者からの期待
  • ブランドとマーケティングへの影響–なぜ、まだ広告投資すべきなのか、他

日本でのバロメーター調査は、3月27日週より、隔週で3回の実施を予定しており、初回のレポートは、無料提供させていただきます。2回目(4月10-13日実施)と3回目(4月24-29日実施)については有料となります

各Waveの結果を読み解くにあたって、各Wave間での国内の報道や生活変化のきっかけを理解しておくことは非常に重要ですので、以下に記載させていただきます。

•初回 3/27-30実施調査:  オリンピック延期発表後、小池知事がテレワークと休日外出自粛を呼びかけた直後での調査結果

•2回目 4/10-13実施調査 :  政府が緊急事態宣言を出し、感染者が急増を経た段階での調査結果

•3回目 4/24-29実施調査  :  休校措置から2カ月、テレワークや外出自粛の環境に慣れてきた段階での調査結果

国内外に問わず、本調査のデータ、レポートをご希望の場合は、カンター・ジャパンまでお問合せください。こちら

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