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中国:今年の見通しは「非常に良い」70%。

2013年2月14日 広報室

中国:今年の見通しは「非常に良い」70%

– 中国の消費者は大きな買い物にも意欲的。アジア5地域比較 –

最近の中国といえば、深刻化する大気汚染への対応策として、日本の空気清浄機の売れ行きが伸びているといいます。また、日本の各自動車メーカーの発表によると、今年に入って中国での新車販売は回復傾向にあるようです。中国は、実質国内総生産(GDP)が前年比7.8%*(2012年)と未だ高水準で成長する市場であり、日本企業にとってまだまだ魅力的であることに変わりはありません。
そこで、今回のトピックスでは、主に中国の消費者が「2013年をどう見ているか」、「2013年に計画していること」についての調査結果を取り上げます。これは、今年の1月に市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、取締役社長:大竹秀彦)のグループ会社テイラーネルソン・ソフレス(TNS)社が、中国・香港・台湾・マレーシア・シンガポールの5地域で20歳以上の男女各1,000名を対象に行ったものです。
*中国国家統計局の公表値。物価変動の影響を除いた場合のGDP成長率。
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■ 今年の見通しは「明るい」と感じている中国人
「今年の見通しについてどう思いますか?」という質問を5地域で行いました。すると、中国では、「非常に良い」と回答した人の割合が70%に及びました。中国の消費者は、先行きについてかなり楽観的なようです。

(図は省略。PDFでご確認ください)
中国の次に数値が高かったのはマレーシアで47%、その次が香港の42%でした。

■ 今年の計画は「もっと運動する」、「海外に旅行する」、「車を買う」

次に、中国の消費者に今年の大きな計画について質問してみると、「もっと運動する」が50%で一番多い回答となりました。また、「海外に旅行する」(34%)、「車を買う」(33%)、「家を買う」(30%)と、大きな買い物に対する意欲的な回答が続きました。
(図は省略。PDFでご確認ください)

大きな買い物に当たる「海外に旅行する」、「車を買う」、「家を買う」の3つを地域別に見ると、他の地域に比べ、中国の消費者の「車」や「家」に対する旺盛な購買意欲をうかがうことができます。

(図は省略。PDFでご確認ください)

中国汽車工業協会の発表によると、先月の新車販売台数(中国国内生産分、工場出荷ベース、商用車、輸出を含む)が月間で初めて200万台を突破したそうです。一方、中国政府は、大気汚染解消のために自動車燃料の品質基準を段階的に引き上げる方針を決めています。消費者の「車」に対する購買意欲の高さとは裏腹に、「車」に対する政府の規制がさらに進み、販売にも幾分影響が出てくるかもしれません。
■ まとめ
今回の調査では、今年の大きな計画として「海外に旅行する」が各地域で3割を超えました。今週は旧正月休みに当たり、多くの中国人が国内外を移動し、消費が活気づいていることでしょう。日本企業は、この旺盛な購買意欲を今年再び取り込むことができるのでしょうか?
■ 調査概要
・調査主体:テイラーネルソン・ソフレス(TNS)社
・調査時期:2012年1月 正しくは2013年1月です。(2月18日訂正)
・調査方法:主にインターネット調査
・対象国:5ヵ国(中国、香港、台湾、マレーシア、シンガポール)
・調査対象:20歳以上の男女
・対象者数:各国ともn=1,000
※調査結果については、http://www.tnscny.com(英語サイト)でも確認することができます。
※今回の調査のデータ・グラフを引用する場合は、”テイラーネルソン・ソフレス社調べ”と但し書きをお願いします。このトピックスのテキストは全てカンター・ジャパンの文責になります。
■ 会社概要
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。13の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。
・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・取締役社長:大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:https://www.kantar.jp
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