2013.08.27

日本人は「健康」に対する自己評価が低い。

日本人は「健康」に対する自己評価が低い。
22ヵ国調査で、「健康をコントロールできている」と
評価する人の割合が最も低かった

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、取締役社長:大竹秀彦)は、日本を含む22ヵ国の市場トレンドと将来予測情報(名称:「グローバル・モニター」調査)を企業に提供しています。

22ヵ国の16歳以上の男女約22,000名に「健康をコントロールできているかどうか」について10点満点(10点が最も高い)で評価してもらいました。すると、8点以上(コントロールできている)を付けた人の割合で日本が11%と最も低い結果になりました。

この調査は、2013年2月から4月にかけて、主にインターネット調査(国によっては対面調査)で行いました。
★全文PDFのダウンロードはこちらです。

健康をコントロールできていないという自己評価

各国の人々に「健康をコントロールできているかどうか」について10点満点で評価してもらいました。すると、8点以上(コントロールできている)を付けた人の割合で日本(11%)が最も低いという結果になりました。

(グラフは全文PDFを参照)

健康に対する自己評価が低い日本人

また、各国の人々に「心の健康(感情・気持ちの安定度)」に対する満足度を10点満点で評価してもらいました。すると、8点以上(満足度が高い)を付けた人の割合で、日本(29%)は韓国(23%)に次いで2番目に低い数値となりました。

(グラフは全文PDFを参照)

さらに、「身体の健康」に対する満足度についても評価を聞いたところ、8点以上を付けた人の割合で、日本(25%)は韓国(24%)に次いで2番目に低い結果になりました。

(グラフは全文PDFを参照)

まとめ

この調査結果を見ると、世界の人々に比べて、日本人の「健康」に対する自己評価は高くないことがわかります。一方、中国やインド・インドネシアなど新興国の人々は、「健康」に対する自己評価が比較的高い傾向にあるようです。

調査概要

カンター・ジャパンは、22ヵ国の市場トレンドの把握と将来予測を行い、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するザ・フューチャーズ・カンパニー社です。

  • 調査名称:「グローバル・モニター」
  • 調査頻度:年1回
  • 調査時期:2013年2月から4月
  • 調査方法:主にインターネット調査(日本含む)。国により対面調査
  • 調査対象:16歳以上の男女
  • 対象者数:22ヵ国でn=22,000(調整を実施)。日本は992名
  • 調査国:日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、オーストラリア、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポーランド、トルコ、南アフリカ、アメリカ、カナダ、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン
    ※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。

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