UNICEFとの連携


UNICEFとのグローバルな関係

ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、1946年に設立された、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関です。すべての子どもたちの権利が守られる世界を実現するため、世界150以上の国と地域で、保健、栄養、水・衛生、教育、HIV/エイズ、保護、緊急支援、アドボカシー(政策提言)などの活動を実施しています。

カンターは、2009年にユニセフのグローバルな資金調達パートナーのひとつとなりました。最初はマラウイでの育児プログラムに携わっていました。その後、カンターのグローバル従業員の投票により選んださらなる2つのユニセフ・プロジェクトに取り組み、その後、バングラデシュとボリビアでのイニシアチブにも支援参加しました。

2014年12月、私たちはユニセフとさらに4年間の継続的な支援関係を構築し、これが現在も継続しています。

ユニセフ支援は生活の一部

ユニセフ支援は、カンター・グループ社員の多くのメンバーの連携と積極的な社会貢献の役割を果たしています。小規模か大規模かにかかわらず、1年のほぼ毎週、ユニセフ募金活動のために、世界のどこかのカンターで活動が行われています。

たとえば、あるカンターのオフィスでは自転車をスポンサー提供します。また、あるオフィスではケーキを焼いたり、クイズ・イベントを企画したりしています。また、中国のメンバーは、万里の長城を旅することを企画します。募金の収集は、それぞれのオフィスで行われたり、カンター全社で募金活動のイベントを行うこともあります。ユニセフ支援活動は既にカンター社員の生活の一部となっており、30,000人のカンター・グループ社員を1つのコミュニティのように感じさせてくれる素晴らしい機会になっています。

私たちの募金額についてあまり語るべきではないのかも知れません。しかし、カンター・グループのメンバーがどんな熱意を持っているのかということをご紹介させていただくなら、過去に行われたユニセフの「Brighter Futures」(より明るい未来)キャンペーンでは、カンター・グループのメンバーは素晴らしい成果を達成しています。このキャンペーンが最初に掲げた、4年間での約1億円の資金調達目標は、わずか2年で達成することができています。同時に更なる次の目標を倍増する必要が生まれました。そして、私たちは4年後にはその目標もクリアしていると思います。

グローバル規模の募金活動

ユニセフ支援の募金収集活動は、カンター・グループのローカル活動として自主管理され、ロンドンにある中央運営チームによって支援されています。さまざまなコミュニケーション資料が生まれ、地元の取り組みのほか、効果ある募金活動のアイデア集のディレクトリも作成されています。

カンター・グループからは定期的に視察チームを送り出して、募金活動によって支援されているユニセフのプロジェクトを現場視察します。この視察訪問活動の様子は、デジタルでカンター・グループの全従業員に四半期ごとに社内報を通して、共有されています。

KANTARでは、ユニセフへの直接の寄付行為以外にも、各国のグループ会社で様々な取り組みを行い、寄付を集めています。KANTAR JAPANも、KANTARグループの一員として、継続的な募金活動を行っています。

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ボリビアにおける児童保護

ボリビアの高い貧困率は、子どもたちを安全に保護するための一般的なインフラストラクチャの不足を生み出しています。その結果、ボリビアの児童や青少年は、暴力、性的搾取、差別の危険に晒され、ボリビアの家庭の83%の子供たちが何らかの形で身体的・精神的な虐待を受けており、その犠牲者は220万人を超えています。

ユニセフのボリビアでの活動は、これらの児童や青少年を保護するだけではなく、ギャングや少年犯罪、性的搾取、児童労働、HIV/エイズ、薬物濫用などの犠牲者に対する支援活動も含まれています。私たちカンターは、ユニセフが運用するこの被害者ユニットに対して寄付を行っており、同時に犠牲者の復帰支援プログラムや彼らに正義がもたらされるための啓蒙活動プログラムを支援しています。

マラウイのチルドレンズ・コーナー

アフリカ地域の最貧国の一つであるマラウイでは、10人に1人の子どもたち(計60万人)が、親をHIV/エイズで亡くしています。その結果、何十万人もの子どもたちが教育に恵まれていません。子どもたちのほとんどが自分よりも年下の兄弟や姉妹の親代わりとならざるを得ない状況です。そしてそのために大多数の子どもたちが、残された兄弟や姉妹のために物乞いをせざるを得なかったり、労働を余儀なくしなくてはならない状況にあります。

UNICEFは子どもたちに食料を供給するために、150箇所のチルドレンズ・コーナーを運営していますが、多くの子どもたちにとっては、それ以外に食事を得る手段がありません。彼らはそこでケアワーカーから支援を受け、しばしの間そこで安全に遊ぶこともできます。カンターからの寄付金はこのチルドレンズコーナーの維持運営のための資金として活用されています。

バングラデシュにおける児童労働問題への取り組み

バングラディシュでは人口過密・長期的な貧困・栄養失調といった問題があるにも関わらず、5歳から14歳までの子どもたちの13%の児童が、家計を支えるために労働を余儀なくされ、そのほとんどが危険な仕事に従事しています。子どもたいはゴミ拾いやレンガ集めにはじまり、彼らに相応しくない、薄暗く貧しい靴作り工場や織物工場で単純労働に1日に10時間もの労働をしなくてはならない状況にあります。

UNICEFではこれらの子どもたちと家族を健康面・教育面から直接的に支援するだけではなく、一方では、児童労働に対する社会からの意識改革や行政上の法制度改革を推進するという二つの取り組みを同時に行っています。カンターが資金調達する基金はこの両面の活動を支援するために活用されています。