KANTAR ADDEDVALUE

日本の女性は美に自信がない。

2013年3月12日 広報室

「アジア人の美意識」についての記事をアディド・バリュー社のブログからピックアップし、日本語訳しました。日本人は、自分の見た目を10点中4.8点だと考えているようです。

Tessa Brown, MD of Added Value Saffron Hill in Singapore.
この10年で、アジアは世界の成長を引っ張ってきました。特に幾つかの国では2ケタ成長と目覚ましい躍進をしています。ヨーロッパが苦しむのを背に、アジアは持続的に明るい数字を達成しています。
しかし、不思議なことに、この楽観さと自信はアジアの女性の美の領域での自分自身の見方について当てはまりません。アディド・バリューがAllergan社向けに行ったオンライン調査によると、20歳以上のアジアの女性は、自分の見た目を10点中6点だと見ています。日本人はもっとも否定的で、10点中4.8点だと考えています。
しかし、これらは変わろうとしています。アジアの女性は、今は自分の美しさに自信がなくても、明らかに改善に取り組んでいます。アジアの女性の願望は、10点中8点になることです。そして、理想的には年齢に「勝つ」ことすら望んでいます。ここでは、真正面からこれに取り組む女性の姿が見えてきます。70%の韓国人とタイ人は、毎日自分の見た目や美しさを改善しようと思うと回答しています。美が日々の優先事項になっているようで、ほとんどの女性は、既に自分の給料の約4分の1を見た目をよくするために費やしていますし、面白いことに、それを3分の1にまで上げていいと考えています。
これは、アジアにおける美のビジネスがこの数年で大きなブームになりうることを示しています。中国やインドの女性は、見た目を良くするためにそれぞれ給料の37%、28%を費やしていると回答しています。これは、美のビジネスを行っている企業にとってはとても刺激的な数値です。アジアの女性は、美のスコアを2ポイント改善したいと真面目に考えています。
しかし、ブランドや企業はこの波にどうやって乗るべきでしょうか?
製品の視点からいうと、アンチエイジング、ホワイトニング、コスメ、注入ケアなどのカテゴリーは自然と伸びるでしょう。しかし、より大きな挑戦は、どう目立ち、市場のシェアを取るかです。企業は、アジアの女性を真に理解し、彼女たちを共鳴させルものが何かを理解しなければなりません。そして、おそらくもっとも重要なことは、個々の文化ごとに進化するアジア人の理想や美の定義を理解する必要があります。
明らかなのは、消費者がもはや白人や西洋人のような色白の肌を望んではいないことです。この頃、アジアの女性は、同じアジア人のような色白さを望んでいます。例えば、インドネシアの女性は、韓国や日本のセレブの肌色やその輝きに憧れています。そして、ロレアルやメークアップ・フォーエバーのようなブランドは、その感情にいち早く気づき、女優のコン・リーキム・ソナをブランドの顔として起用しています。
ローカリゼーションもまた重要です。一つのサイズが全てにフィットするという考え方はこの地域では通用しません。なぜなら、アジアの国々は発展のステージが様々で、受け継いでいるものも多様だからです。例えば、アジアの原料だけでなく、その地域のものも含める必要があります。スキンケア製品を例にとれば、インドネシアではボディローションの中にヒカマ、フィリピンではフェイスケア製品の中にパパイア、日本で人気のスキンケア製品の中にはピテラ(酒の中に入っている酵母)が入っています。
アジアの女性が自分の美のためのニーズを主張するところに(ブランドや企業の)できることがまだ多く存在しています。また、アジア経済が発展するにつれて、将来的には彼女たちが目に見える豊かさの装飾品だけではなく、自分自身にも投資するようになっていくでしょう。
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