KANTAR WORLDPANEL

日本のスマートフォンOS別販売シェアは大幅変化なし

2015年4月24日 広報室

カンター・ジャパンは、携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査(名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック(略:コムテック調査)」)を毎月実施しており、そのデータやレポートを販売しています。

日本では、2015年8月から10月にかけて、最新スマートフォン販売データを比較したところ、過去1ヵ月の間にスマートフォンを新規契約又は機種変更した人のうち、その機種がiOS(アイオーエス)の機種、すなわちiPhoneだった人の割合は50%でした。これは、昨年同時期(2014年8月から10月)の調査結果を少し上回るも、大幅な変化は見られませんでした。この割合については、例年、9月に発売される新機種(2015年はiPhone6s, iPhone6s Plus)の発売により、iPhone購入者はこの時期増える傾向にあります。発売前3か月(7月から9月)を見ると日本のiPhoneの販売シェアは40%を下回ります。

アメリカ、欧州5大市場(「EU5」※イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン)ではSamsung(サムスン)のAndroidが今年は成長軌道にのっています。

日本の8-10月のiPhone販売シェアは50%、Androidは48%

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過去1ヵ月の間にスマートフォンを新規契約、又は 機種変更した人にその機種を回答してもらい、オペレーティングシステム(OS)別の割合を算出しました。
※対象者が実際にスマートフォンを購入した時期は、ほぼ調査時期と同じです。一部2015年10月に購入した人が含まれることもあります。

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また、スマートフォンの各キャリア別の割合を2014年と比較すると、NTT docomoとSoftbankはiPhoneの割合が増加、Softbankにおいては85%を占めるという高い結果でした。

海外状況/ Androidが成長軌道
次に、同じ調査を実施している海外の状況と日本の状況を並べてみました。すると、iPhoneの販売シェアが最も高かったのは日本でした。

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EU5の国別比較はこちら▽

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海外状況を見ると日本とは異なり、iPhoneよりAndroidのシェアが伸びています。前年からiPhoneシェアが下がり続けているアメリカでもiPhone6sが売れ筋のため前四半期比では伸びているということもあり、10月以降の推移に影響しそうです。中国都市部でもiPhone6sの販売が10月に加速し、中国市場首位のAndroid陣営であるHuawei(ファーウェイ)とのギャップを埋めてシェアを伸ばし、第2位につけているという報告もあります。

iPhone、Androidそれぞれの販売シェアを昨年同時期の調査結果と比較してみました。前年比でも、日本ではiPhoneシェアが増えていますが、アメリカのiPhone販売シェアは-8%、一方、Android販売シェアは+10%という結果で大きな変動が見られます。

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調査概要
カンター・ジャパンは、13ヵ国の携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向を把握し、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するカンター・ワールドパネル社です。(本リリースで公表した調査結果は9か国)
調査名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック調査」2015年度版
調査時期:2015年8月から10月
調査方法:主にインターネット調査(日本を含む)
調査対象:16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)
対象者数:10,000人/月(日本)
調査国:日本、アメリカ、中国(都市部)、EU5(イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)、オーストラリア、ロシア、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル
本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。

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