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2017.01.11

CLINICAL STUDY SUPPORTとカンター・ジャパンの業務提携について

リアルワールドエビデンスに基づくマーケティングを日本から世界へ展開

株式会社新日本科学のグループ会社である株式会社 CLINICAL STUDY SUPPORT(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:磯村達也、以下「CSS 社」)と株式会社カンター・ジャパン(日本法人:東京都渋谷区、代表取締役社長兼 CEO:大竹 秀彦、以下「カンター社」)は、 製造販売後の使用実態下における「リアルワールドリサーチ(以下 RWR)」の分野において 業務提携いたしましたので、お知らせいたします。

今後大きな成長の見込まれる RWRにおいて、パブリケーションを見据えたユニークなリサーチ力を持つ CSS社とグローバルなマーケティング力を持つカンター社が協働で取り組むことで、日本という有望市場を基盤に グローバルに向けた業容拡大を図ってまいります。

RWR は製造販売後の使用実態下における薬の有用性やプロファイリングなど、開発段階で は得られないエビデンスを創出し、ライフサイクルマネジメントを強化する重要な役割を 担うことが期待されています。いち早くその重要性に注目した欧米では、使用実態下のリアルワールドデータ(以下 RWD)の集積及びそれらを活用したエビデンスの創出が進められており、実際にライフサイクルマネジメントの強化に繋がっています。日本は米国、中国 に続く世界有数の医薬品市場規模を誇り、新薬の使用実績データが世界で最も多く迅速に 収集可能であることから、RWDに基づくエビデンスを創出するリーディングカントリーとしての多大なる可能性を秘めています。

CSS 社は2004年の起業以来、RWRに注目し、デザイン、統計解析、メディカルライティングなど、この分野での数多くの支援実績を構築してまいりました。一方、カンター社は傘下にKANTAR HEALTHを持ち、世界40 カ国以上のヘルスケアデータビジネスに関わる中で世界的なリアルワールドエビデンスの潮流に着目し、各国で実績構築に取り組んでいます。

今後は、両社それぞれの強みを活かした協働により、貴重なリアルワールドエビデンスをパブリケーションのみで終わらせず、臨床現場での実践に繋がるマーケティング、さらには市場での価値を最大化するブランディングを日本から世界に向けて展開するため、クライアントへの共同提案、共同プロモーション及び共同販売を積極的に行ってまいります。

また、医薬品開発の受託研究機関でCSS社の親会社でもある株式会社 新日本科学とも連携し、日本の医薬品業界に加え欧米市場への事業展開も視野に入れた、日本並びに世界の医療へ貢献するビジネスの展開を目指します。

株式会社カンター・ジャパン
広報/
Tel:03-6859-4254
E-mail:marketingjapan@kantar.com

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