KANTAR TNS

SNSの利用度で日本は49ヵ国(地域)中最下位。

2014年7月30日 広報室

ソーシャルネットワークサービスの利用度で日本は49ヵ国(地域)中最下位
– 写真・動画などのアップロードでも日本は最下位 –

(図5)CONNECTED LIFE.jpg

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦)は、消費者のモバイル・タブレットなどのデジタル機器やデジタル関連サービスの消費・利用動向を調べ、そのデータや分析レポートを企業に提供しています。

今年の3月から6月にかけて、49ヵ国(地域)のインターネットユーザー約55,000人(日本は996人)を対象に実施した調査(名称:『CONNECTED LIFE調査』)によると、ソーシャルネットワークサービス(以下SNSと略)を利用している人の割合が最も低かった国は日本でした。

★全文PDFのダウンロードはこちらです。

■ 日本はSNS利用度で最下位
SNSの利用頻度を聞く質問の回答で、「毎日利用する」、「少なくとも週に一度は利用する」、「利用するが週に一度より頻度は少ない」を選択した人の割合を「SNSを利用する」として集計し、その割合の高い国から順に並べたのが以下の表です。

(表・グラフは全文PDFを参照)

これを見ると、49ヵ国中最も割合が高かったのはインドネシアで98.5%、最も割合が低かったのは日本で66.5%でした。49ヵ国の平均は、81.8%でした。

また、同じ質問の回答で「SNSを利用しない」を選択した人に、今後SNSの利用に関心があるかないかを聞きました。すると、日本の場合、「SNSを利用しない」人(33.5%)のうち、「関心がある」と回答した人が1.8%、「関心がない」と回答した人が28.8%でした。

(表・グラフは全文PDFを参照)

■ 写真・動画などのアップロード行為でも日本は最下位
次に、調査対象者に「写真、動画又は音楽のアップロード」に関する利用頻度についても質問し、上と同様に「毎日アップロードする」、「少なくとも週に一度はアップロードする」、「アップロードするが週に一度より頻度は少ない」を選択した人の割合を「写真、動画又は音楽をアップロードする」として集計し、その割合を国別に比較しました。

(表・グラフは全文PDFを参照)

すると、この割合が最も低かったのが日本で38.0%でした。割合が最も高かったのはロシアで89.4%、49ヵ国の平均は73.4%でした。

また、「写真、動画又は音楽をアップロードしない」と回答した人に、今後の利用に関心があるかないかを聞きました。すると、日本では、「アップロードしない」人(62.0%)のうち、「関心がある」と回答した人が9.3%、「関心がない」と回答した人が47.7%という結果になりました。

(表・グラフは全文PDFを参照)

■ まとめ
上の調査結果から、日本でもSNSの利用は6割を超えており、多くのインターネットユーザーがSNSに親しんでいることがわかります。ただし、SNSを利用しないユーザーの中で今後の利用を考える層が多いとは言えないため、今後SNSの利用度が飛躍的に伸びるとは考えにくいです。

ちなみに、SNSを週一度以上利用する人(「毎日利用する」、「少なくとも週に一度は利用する」の合計)に絞ると日本の値は45.3%となっています。

■ 調査概要
・調査名称:『CONNECTED LIFE』
・調査時期:2014年3月から6月
・調査方法:主にインターネット調査(日本含む)。国により対面などオフラインでの調査
・調査対象:16歳から65歳の週次でインターネットを利用する人
・対象者数:49ヵ国(地域)でn=55,000(調整を実施)。日本は996人
・調査国:日本、韓国、中国、香港、台湾、タイ、インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、トルコ、アラブ首長国連邦、イスラエル、サウジアラビア、エジプト、ガーナ、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、イギリス、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、スウェーデン、スイス、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、カナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア
・調査実施会社:テイラーネルソン・ソフレス(TNS)社。日本はカンター・ジャパンが実施

※TNS社はカンター・ジャパンのグループ会社です。
※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。
※TNS社のホームページはこちらです。


KEYWORDS この記事のキーワード: